14 May国技館に咲く花。


連日のいいお天気。
力士幟のない国技館。
代わりにこんな幟が。
思わず「お前もがんばれよ!」
と日本相撲協会にツッコミ入れた人も多いことでしょう。(?)

3、4、5日目と、ちょっと雨模様でしたが、
お客さんがいっぱい。「ガラガラだったらどうしよう?」と
心配でしたが、普段の場所より入ってます。すごい。

来場した、ある相撲好きなヒトが撮って送ってくれた写真。
題名は「傘の花」。
いいですねぇ。

そして。
いつもなら、この5月場所に咲き誇っているはずの国技館2階テラスの
ピンク色のつつじの花が、全然咲いていない。
名物、だったりもするのに。
今年はどうしちゃったのだろう…。
ちょっと驚くくらいの出来事なのだ、花子にとっては。

この写メを送ると、一言返ってきた言葉が、

「つつじも自粛してるんだよ」

…くわぁ~! そう来たか! なるほど。
なんだかそう思えてしまうから、不思議。

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日を追って、当日券配布に並ぶ方が増えてるみたい。
昨日6日目(13日金曜日)は、
朝8時の段階で、もう1000名近いお客様が並んでくださったそう。
一番乗りの方は朝5時からだとか!

ただ、「稽古総見」のように国技館に行けばそのまま入場できる、と勘違いしている方も多数。
窓口の担当者の方は、
「せっかっく来たのに、なんで入れないんだよっ!」
などとのお客さんの苦情に丁寧に対応してて・・・中日を前に、すでにヘトヘト。
「平日でこんなんじゃ、土日はどうなってしまうのか・・・」
千秋楽までガンバッテクダサイ、カラダモチマスカ?

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「今場所はすごくシンプルに相撲を見られる気がする。もちろん、懸賞金の垂れ幕やらってのも興行である大相撲ならではなんだけど、なくてもいいな。かえって相撲だけに集中できる気がするのよ! お客様の拍手や見る目も、すごく温かい気がするのよ~!!」

と勢い込む花子に。冷静な「相撲好きのあるヒト」(前出)は。

「まぁ、今場所はみんな『シラフ』で相撲見てるからな」

あっはっは。そっか。「シラフ」だからなのか!  大爆笑。

「結びの一番を前にいい気分で酔っちゃって、何のために相撲見にわざわざ来てるのか、わからない人も多いから(笑)。自分だって、焼き鳥どうしようか、ソラマメ食べなきゃ、ビール追加で買ってこようか、あれも見なきゃこれもしなきゃって・・・『魅力』が多すぎるんだよなぁ、大相撲観戦は。相撲好きの自分でも、たまに土俵に集中できないくらいにね」。

          なるほど。それが「大相撲」の醍醐味でもあるもんね。

         来場所からは、是非、そんな「大相撲」に戻れますよう。