19 May殴るならゲンコツで。

また、相撲界は「暴力事件」とかなんとか、にわかに騒がしいです。
間垣親方が弟子の太ももを竹刀で殴ったとか、
十両の豊桜が「中華用おたま」で弟弟子を殴ったとかで。

花子は思う。

「素手で行け。素手で」。
時津風部屋の新弟子死亡事件があったとき、ある力士が言っていた。

「教育的指導の側面があるなら、道具ぁいらんでしょ。素手じゃなきゃ、こちらの愛情が伝わらないでしょ。だってね、素手なら殴るほうも痛いんですから」

・・・この一言に尽きるなあ。

~~~

カラダとカラダで日々ぶつかりあい、強靭な肉体の力士たち。
1トン以上あるからね、頭と頭でぶつかる立ち合いの衝撃は。
フツーの人だったら死んでるかもしんないし脳震盪状態必至だ。
(ちなみにTBSのスポーツ番組で統計とってやってたけど、
「結論=力士はみんな石頭」なんだそうです。・・・ずっこけたわ)

力士にとっての痛みは、私たち一般人とは、
そのダメージも感覚も違うとは思うけど。
昨日、居酒屋のマスターに、試しに中華用お玉で一発頭を殴ってみてもらったけど、かなり痛かったです…。

ちなみに・・・。
インターネットなどでもあれこれ書かれてるし、ここでも書いちゃうけど。
間垣親方が弟子を殴った理由は、その子は親方の付け人で、
親方の金を盗んだんだって。しかも2回目。

これ、実の親でも殴らないか?
「身内?とはいえ犯罪なんだからクビにしろ」って話があっても、
本人が泣いて謝るなら、
「じゃあ、もう一回チャンスをやろう」ってことにもなるわなあ。
もちろん「けじめのお仕置き」は必要だと思う。
 

でもさ。そこで。やはり。「素手」なのよ。「拳骨」なのよ。

ついでに、間垣親方には若ノ鵬の教育もきっちり頼みます!
(昨日、安馬にうっちゃりで敗れ、支度部屋の風呂で暴れて棚を壊していた・・・)