8月某日。
取材で青森・浪岡での、鳴戸部屋の合宿にお邪魔しました。
のどかな田園風景。
暑いんだけど・・・まだ青い稲穂を凪る風が、心地よくもある。
青森市内は、ねぶたやインターハイの影響でホテルがまったく空いていず。
女性カメラマンとふたり、やっと見つけた浪岡の温泉宿
(とはいっても町の銭湯に宿泊施設がついてるような)
「素泊まり3990円」也に。それはそれで風情アリ。
近所のおじちゃんたちが毎日のように見に来てる。
これまた、のどか。
のどかじゃないのが、この鳴戸部屋の稽古!
序二段の子たちの稽古がいつも熱くて。
私は彼らを見るのがダイスキなのです。
「はいはいはいはい!」「おらおらおらおら」?などと意味不明な声を上げつつ、
「次はオレだ!」と猛アピールして稽古を「買う」んですね。
稀勢の里を見守る鳴戸親方。
ダンベル持って黙々と、傾斜した「地べたにそのまま座れる観覧席(?)」を上り下り。
師匠の指示で、板に乗った西岩親方を持ち上げるの図。
20㌔のオモリが1枚増え、2枚増え、3枚増え・・・
親方の体重合わせて200キロ超!の重さを、
2人がかりで持ち上げちゃうんだもの。
周囲も「うわ~!」「そこまでやるの!」と
みんな笑顔で見守る。
「いつ落とされるか」とビクビクの西岩親方の姿を見て、
師匠も笑顔。
ときに厳しいだけの稽古ではないのも、
鳴戸部屋のいいところ?
来場所新入幕確定、大注目!の「隆の山」。
片時も休まずに体を動かし続けてる姿に脱帽。
そしてやっぱり・・・のどか、です。
青森合宿は、20日まで頑張っているそう。
先場所大活躍っだった鳴戸部屋勢には、来場所も注目ですね。
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