今、ベースボールマガジンの「相撲」で、
「おかみさん奮闘記」という連載をさせてもらっていますが。
毎回毎回、本当にステキなおかみさんばかりで、
本当に同性としても頭が下がる・・・
お会いするたびに女として自信を失くす(笑)。
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思えば、花子がフリーのライターになったデビュー作は、
スポーツ誌「Number」での「大相撲 おかみさん修業。」というルポ記事でした。
当時、ツテを頼って若松部屋(現高砂部屋」に3ヶ月間通わせて戴き、
おかみさんのインタビューをしながら、
花子自身も若い衆とちゃんこを作ったり、電話番をしたり。
・・・あれ? 今思えば「おかみさん修業」というより「新弟子修業」じゃんかねぇ。
以来、おかみさんという存在にすごく興味を持ち、
ことあるごとにいろんなおかみさんを取材してきました。
本にする予定も何度かあったけど、なかなか日の目を見ず。
今回は、連載をまとめて必ずや出版にこぎつける所存でございますわ。
押忍。
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今日は、まったく別の雑誌の、まったく別の主旨でのインタビューがあった。
インタビュイーは元二子山部屋のおかみさんである、
藤田紀子さん(昨年、憲子から改名)。
私が相撲を取材するようになってから、
まず最初に知ったおかみさんが「藤田さん」だった。
いろいろマスコミに騒がれて、、毀誉褒貶もある方かもしれないが、
花子は藤田さんの「おかみぶり」は、今更ながら本当に立派だった、と思う。
当時、いろいろ見た・接した時のことを、今思い返してみても・・・
確かに「スーパーウーマン」だった。
今はご自分ひとりで楽に、のびのびと生きていらして、
「女の人生」について、すごく考えさせられた。
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そうそう、もうかなり昔だけど、小学館から出た「おかみさん」って相撲漫画がある。
すごくよく相撲部屋の温かさや厳しさが出ていて、
涙ちょちょぎれる相撲漫画の傑作です。
連載の後半、当時花子もちょっと関わらせていただいたりして、すごく光栄だったわ。
皆さん、漫画喫茶など行く機会があったら、是非読んで見てくださいな!
さ~て。私は誰のおかみさんになろうかな、っと(笑)。