どす恋花子「Oh!相撲」 日記　／　佐藤祥子

みんなお相撲さんたちは、今頃キンチョーしているのだろうなぁ。
「どんな大横綱でも、初日は本当に緊張する」って、よく言います。
「荒れる春場所」と言われますが、
今場所も是非！　面白い場所となってほしいっすね～。

朝青龍が「東京ガールズコレクション」という、若い女性のファッションショーに
ゲストで出たってニュースになってました。
なんだか一部で「場所前なのに！」「稽古に影響が！」
「やっぱり稽古休んだじゃないか！」とかなんとか騒いでたけど。

朝青龍を擁護するわけではないが、けして朝青龍が「自分からショーに出たい」と言ったわけではない。
（んなこと言うわけないわな～）
「オトナたちの都合」でオファーがあり、「稽古に支障がないなら」と
相撲協会広報部が認めたからこそ、ドルジも出たわけだわな。
（別にめんどくさかったら「場所前ですから、お断りします」とドルジが言ってもいいんだけどね　笑）

んで。「稽古を休んだ」「休んだ」って、マスコミが騒いでて。
「ん？ ちと待っとくれ？」
と疑問を持った。
彼は「ショーのその日の朝稽古」を休んだのだね。
昼まで寝てて、夕方に東京に行ったらしい。
で。「ショーの翌日」はちゃんと稽古してた。

ショーの翌日に休んだのなら、これは、「ほれ。見たことか～」と非難されてもしょうがない。
「ショーのその日」に稽古休んだのは、ただ単に「力士としての調整」でしかないんじゃないかなぁ。

もともと、ドルジは（特に横綱になってから）自分なりのペース調整なのか、
稽古したり休んだり。（休んでばっか・・・とも言う　笑）
確かに最近は特に、すぐにモンゴル帰っちゃったり、
直前に再来日して付け焼刃のような稽古ばっかりだから非難されてたわけだけど。

いろんな力士や親方が言う。

「幕内力士にもなれば（特に横綱、大関なら当然）、自分なりの調整法がある。
これは本人にしかわからないんだ。
ある程度の地位になると、
毎日ガンガン、番数こなして稽古すればいいってもんでもないんだよ。
場所前のスパンを計算してトータルで考え、メリハリつけてやるとかさ。
体だけではない。頭を使うんだ。
休養日を作って体を休めるのも大事なひとつの調整法。
朝青龍の場合は・・・ちょっとわからんがな　笑」

って。

～～～

私は、朝青龍に対しては、いろ～んな相反する思いがいろいろあって
好きでも嫌いでもないんだが、今回の報道は、
「偏ってるよなぁ。そんなにドルジのアゲアシ取ってどうすんだ？」
と思っちゃった。

　こーゆー報道がドルジの「バネ」や「原動力」になって逆に火をつけちゃうから。

　　　　
　　　　　マスコミの皆さん。　　　ホドホドにしといてくださいな～（笑）。