自分のコドモが出るわけでもないっちゅうのに、
大のオトナ3人でイソイソと観戦に。
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大会前日、武蔵丸(振分親方)が、昨年度のわんぱく横綱(略してぱく横)ふたりに、
雲竜型土俵入りを指導する姿をたまたま取材していたのだ。
「か、か、カワイイ・・・」。
6年生の横綱は奄美大島チーム(徳之島出身だけど)の太村健二(たむらけんじ)クン。
5年生の横綱は那覇チームの當間継斗(とうまつぐと)クン。
「島んちゅ」が強いのねぇ。
で、なんだか彼らの勇姿を見たくて、翌日、応援に行ったわけだ。
本職の行司さんが、マメ行司さんをあれこれ面倒見てあげています。
世話人さんも、一世一代の晴れ姿(?)の仕上げに。
出来上がり。 出番前、みんな結構、リラックスしてるの。・・・大物だなぁ。
太村クン、カッコイイ!
1日で覚えたってのに、本当にピシッとキレイな土俵入りでした。
當間クンも、その体躯が貫禄モノで、堂々の土俵入り。
同行した相撲ファンの方が「・・・プロの相撲より面白くないか?」というくらい、
変化したり叩いたりって相撲がほとんどなくて、「正攻法」。
土俵際でもつれあうような相撲も多く、ヒヤヒヤするくらい。
残念ながら、太村クンは準決勝で涙を飲んでしまったが、
當間クンは見事2連覇!
太村クンの、悔しがって床を叩いて泣く姿に、
こっちも涙しちゃったりして。
大丈夫。負けを知ったぶん、強くなれるのです。男は。
あの朝青龍も、稽古場で負けただけでウォンウォン泣いていたんだぞ?
サッカーだ、野球だって、そっちのほうが女の子にモテるだろうにね。
イマドキ、ふんどし締めてお尻出して相撲取ってくれてるコドモが
こんなにたくさんいるなんて・・・。
ちょっと感激。
こんなコドモたちが、憧れるプロの世界であってほしいものです。
オトナも頑張らねば・・・ね。