話題は古くもなりますが。
先の5月「技量審査場所」。
たまたま、
あるオークションで双葉山の手形色紙が出品されているのを知「らされ」てしまった。
「こんな相撲界未曾有の危機場所。なんでまたこの時期に、角聖・双葉山が、
花子の神様のような双葉山さまが・・・
こんなGESSな(すみません)オークションに出ちゃうのよ!」
と驚愕・・・
「これは花子が落札して引き取らねばなるまい。運命だ・・・」
と勝手に思い込み。
オークション初心者ながら、兄弟子(?)に指示を仰ぎつつ、
心臓ドキドキさせながら、無事落札した。
値段? いいのいいのよいくらでも。CHANELのバッグでも買ったと思えば。
って、双葉山さまに値段などつけるな! いくらでも払っちゃるわい!
という思いよ・・・
そして。
たまたま千秋楽の朝に色紙が届いた。
むむむ。なんたる因縁。
「おっしゃ。双葉山さまに、この未曾有の場所の千秋楽を見ていただかなければ!
きっと相撲界の危機を天上で心配なさっているからこそ、
今日のこの日に届いたに違いないわ!」
(多分に妄想癖のあるあたくし)
国技館に色紙を持って行く。
千秋楽の日って、最後の最後に「神送りの儀式」っていうのがある。
初日前に「土俵祭」として神様を迎え、その神様を天上にお返しする、という意味ですね。
なぜか、新序出世披露した入門したての若い力士たちが、行司さんを胴上げするという・・・
「そうだ! 神送りの儀式をバックに双葉山さまの色紙を!
双葉山さまがしっかり今場所を見守っていたぞ、というストーリーね!!」
と単純に考え(馬鹿ともいう)、で、上の写真。
(協力:たまたま居合わせた好角家ノンフィクション作家・K氏、
相撲KICHI・GUYパンクロッカーI氏。その折はありがとうございました)
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「は~。もうオークションなんてこれ限りでやめよ。
時間勝負で競り合うのって、心臓バクバクしてダメだわ~」
なんて思っていたけれど・・・
落札しちゃいました。戦時中のものですって。
大分県別府市鉄輪(かんなわ)温泉の某有名旅館にあったと聞く。
これも落札しちゃいました。(右側)
染み抜きなどしてあってキレイになっちゃってるけど、真筆の「忍」の字の色紙。
大横綱の「忍」つながりということで、大鵬さんのも。勢い余って。
やめるどころか、おいおい・・・歯止めがきかないじゃないか。
こうなったらもう、とことん! ということで、雷電の手形(!)も、先日競り落としました。
それとね、双葉山さまが4敗して「信念の歯車が狂った」と、引退を考えてしまったという
昭和15年5月場所の番付も。これは珍しく、双葉山さまの師匠だった立浪親方の
ハンコ入りで、なおかつ(オタクみたいなので以下略
金? なんとかなるわい! (なんとかしなきゃ困る)
さ。働くぞー。働き甲斐があるってものよ!(と鼓舞してみる・・・)