07 Mayモノを書く、ということ。

私は、やはり文字を書いて原稿料をもらっている立場として、
その意味では・・・おこがましくも「プロ」ではあります。
相撲の記事ももちろんそうだけれど、そのほかにもまったく関係ない、
いろいろな記事をあちこちで書いてます。

もちろん、すべて「署名」です。
「どす恋花子」というペンネームも持ってはいますが、それは
相撲に関する一部の記事だけ。
私は本名も出身地も(年齢までも~!)、
一応、公けにしています。(このブログでもね)。

ゆえに、ある種の「責任」「覚悟」は生じます。逃げられない。
「公け」になったものに対して、賛否両論あってしかりですし、
時には訴訟にさえ発展するほど、「文字」って怖い。
(今のところ、私は訴訟はありませんけど。2ちゃんなどでマツられることも?
私は読みませんが・・・怖くて読めないの~)

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各新聞の記者さんたちも署名原稿が、最近は多いです。
ということは、きちんと「リスク」を請け負う気概も持って書いてるはずです。
実際、取材対象者に出入り禁止にされたり、イヤミを言われたりが日常茶飯事で。
「みんなと仲良しでいたいから書かない~」なんて考えてない。
「取り入った記事」だけ書いてるわけではないんですよね。
「ギリギリ」のラインで一生懸命、真実を伝えようとしてる(人もいる)。

それでも、やぱり「記者クラブ制度」がある限り・・・(略=私はこの制度が大嫌い)。

読み手=受け取り手の問題も多々あります。
ハッキリ言って「偏狭な読み手」ってのもいます。多いね。
私もお返事に困るようなお手紙やメール・メッセージ・・・
たくさんありましたよ。いや、今もってING。
自分ワールドの中だけの「偏った見地」でのお話聞かされても、
こちとら一部ファンにだけ向けて、発信するわけにいかないし。

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昨今は、匿名でブログやらなにやら、いろいろ書いてる人もたくさん。
「いいな、うらやましいな~。私も相撲界のすべて・・・多方面に気を遣って書けないこと、
匿名で書きマクって、ガス抜きするか!」
なんて・・・うそうそ。
そんなことまったく考えませんよ。相撲界のお陰で生きている身ですから。
自分の知り得たこと・超個人的な意見をすべて情報として垂れ流す・・・って、
プロはしない。できないっすよ。
(最近、北野誠さんがそんな感じで問題起こしたけど。それが売りのタレントさんだったから)

「誰のファンでもなく、相撲界全体の応援団」のつもりでいる私は、
たとえ個人的に仲の良い相手でも・・・誰に対しても「思い入れ」は持たない。
(・・・ように気をつけてます)

ダメなトコロはダメ! 好きなトコロは好き! って言う=書くだけ。
愛情って、「仲いいし~」「好きだから~」って闇雲に、
盲目状態で擁護するだけではないのだよ。

「清濁併せ呑んで」今に至る。だからこんな私だって今までやってこれたんだ。
わかる人には、これでわかってもらえるだろう。

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どんな記者さんでも、ジャーナリストでも。
せっかく朝早起きして現場に通ったのに記事にならなかった、とか、
どんな短い記事でも、書いててつまらない記事でも。
デスクに「書き直せ!」編集者に「こんな話を拾って来い!」
などと怒られながらも、自分なりのフィルターを通して、
時には不本意で悔しかったり、情けなく思ったりしながら「書いてる」んだと思います。
それでも書くのが「プロ」なのです。
結果、取材対象者に嫌われたり無視されたり。
それって「真実書かれちゃった、痛いところ突かれちゃったから」ってことだったりもする。
そうなったら一人前っすよ。プロっすよ、そういう記者。
机の前で、パソコンでただ情報拾ってあーだこーだ批判したり、
評論できるのは「匿名シロウトさん」の特権です。(時に参考にもなりますが)

まぁ・・・周りがどう思おうが、それぞれの立場で「矜持」はあるんですよね、きっと。

私は・・・「どす恋花子」の場合は、
男だけの相撲界において「お邪魔させていただいてるミーハーライター」
のスタンスは崩しません。
「私はまだまだ顔じゃない」って謙虚な気持ちよ?
だって、あたしのようなオンナが相撲について、大上段で語れるはずがない。
まったく説得力ないっしょ?(笑)
内館先生ならまだしも。
私は「ミーハー相撲ライターのキャラ」に、それなりに矜持をもって、
「徹している」つもり。
   
・・・。何、決意表明してんだか。だはは。ちょっと思うところあってね。
失敬。
最近もなかなかコメント返せなかったりしてますが。申し訳ない。
今回、この日記にコメントあっても返事しない~。書きっぱなしですみません。

  
     原稿料の入らない、こんな長い文章・・・ 初めて書いたよ~。
      
        あああ~もったいない?(うそうそ)。

   花子はこれからも、気楽~に相撲界に携わっていく所存です。
   内館センセもお元気になったしね!(祝)。
   
     センセのように横綱審議委員になりたい、
なんてこれっぽっちも思ってないわ(笑)。