10 Mar戦争を知らない力士たち・・・へ。

慰霊堂

いったん大阪から帰って来ました。
出張疲れでヘロヘロですわ。
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70年前の今日は、東京大空襲の日。
両国には、大空襲と関東大震災の犠牲者を慰霊する「東京都慰霊堂」(横網公園内)があり、毎年、大法要が厳かに営まれます。
その昔、被害が甚大だった本所・深川地区(現・両国あたり)に長年住む花子。
今年も御焼香して来ました。
日本相撲協会からの献花も、毎年のこと。なんだか安心します。
「あの時代も、もちろんお相撲さんたちがここに住んでいたんだよな」
と思いを馳せ、戦禍や大震災に倒れた御霊が眠るこの地に、
私たちの国技館は建っているのだなぁ……との思いをあらたにするのです。
今も両国にはたくさんの相撲部屋がある。
地を鎮めて慰め、邪気を払うといわれる「四股」を、
日々踏んでいる力士たちがいる。
大相撲は、日本という国と共にあるんだな。
だからお相撲さんたち、
たくさんたくさん四股踏んでね。
ぺったんぺったん、ドスンドスン。
きっと、ありがたく、頼もしく思いながら、
耳を澄ませてその音を聴いてくれているはずだ。