08 Febありがとう、相撲界。

今日は、武蔵川部屋に朝7時から「密着取材」。
武蔵丸親方からマネージャーなどのスタッフから、力士たちみんなも明るくて、取材もとっても協力的。
バタバタする中、本当に楽しく取材させてくれ、心から有難く思います。
多謝。

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そんな一日だったが、今日夕方になって、時津風部屋問題で、前親方と3力士が逮捕されたというニュースが。

某親方が、「うちの部屋だったら、絶対にあんなことさせません!俺がさせません!」と憤慨していた。
そして、別の某親方も、
「師匠ならね、この期に及んだら『自分が命令しました』と弟子を庇って責任かぶってやるくらいじゃなきゃ。それが師弟ってもんですよ」とも。

「うん。この部屋だったら、絶対に間違っても、こんなことはないんだろうな。もちろん師匠もきっと庇うんだろうなぁ」(もちろん他の部屋だってそうよ)と、心底思ったのです。
私は、師匠が「寡黙な家長」であり、武蔵丸親方が長男の役割を担い、次男・三男役(兄貴分)の若い親方衆がいて、年若い弟分=関取はじめ弟子たちがいて。

恐れられて、尊敬されてる父親である師匠が、息子たちを厳しくも温かい目で見ている(ような気が)「昭和の正しいお父さん」=武蔵川親方が、とても好きです。
(勝手に好きなの。取材のご挨拶などしても、いつも緊張する。親しくお話したこともないけれど、それでいいんだ)。

部屋の餅つき大会などにお邪魔してみたら、師匠も無礼講で若い力士たちに飲ませて、力士たちも自然に、笑顔で師匠の傍で楽しそうに(?)飲んでるのね。

稽古場では厳しく、本当に緊張感があるけれど、土俵を離れるとまったく違う。
「ファミリー」なんです。
「正しい、理想的な師弟関係」と思っちゃうの。
「これぞ相撲部屋」と思います。

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ここ数日、またしばらくは、相撲界は騒がしくなるだろう。

「相撲界や力士のお陰で生きてる私。花子が彼らにできる『せめてもの恩返し』はなんだろう」と、ここのところよく考えるのです。
(『朝ナマ』出演も、花子としてはその一環だったんだけど。失敗 笑)

相撲界をうろちょろさせていただいて、相撲界の良さを知る花子。

「相撲界の素晴らしさ」「存在価値」を知らしめるべく、
 ひとつでも多くの原稿・記事を書いていくしかないのだなあ。

それも相撲ファン向けでなく、相撲を知らない=ひとりでも多くの人たちの目に触れるマスな媒体で。
相撲協会が嫌う「雑誌」で。

そして花子自身が、何よりも、相撲界のうるさ方・読者たちにとって、「説得力を持たせる相撲ライター」にならなければいけない…と、
      今日一日で、深く深く心に刻んだのでありまする。