10 Jan大相撲界におけるオンナの立場。

ご存知の通り、「男の 男による 男のための相撲界」。
オンナだてらにチョコチョコと、周辺に身を置かせていただいてる花子です。
もう花子は自他共に認める「オバちゃん」なんで、双方、緊張感なく、楽チンで(笑…あ、泣か?)。

こんなこと言うと「いつの時代の話や」と言われそうだが、
やはり相撲界を知れば知るほど「男」という性・その存在を
本当にリスペクトします。
いつもアタマに浮かぶのは,
「嗚呼。女の出る幕じゃねぇなあ」の一言。
「嗚呼。私は男でなくてよかった…」とも思います。
もし男だったら…彼らと同じ「土俵」になんて、とてもじゃないけれど立てないわ。
同性だったら、彼らに対して「嫉妬・焦燥感・敗北感」を感じるだろうなあ。
ある意味「オンナであること」に安心し、逃げ道にしている私。

で。何が言いたいか。

初の女性横綱審議委員である、内館牧子さん。

「朝青龍は、私のなかでは既に引退した力士なので・・・」

との発言に「おお?」と驚いていたのですが。
このたび、場所前の横審総見でも、朝青龍に関しての質問に、

「私は現役力士を中心に見てますので・・・」(=朝青龍は、カノジョにとっては現役じゃないとの意味らしい)

ですって。
とにかく相撲について造詣が深く、真摯で、モノを言える委員さんではあるし、
自分のスタンスを貫くのは尊敬もする。
でも、横綱審議委員としての立場があるなら、特定の力士についてここまで「私見」を振りまいていいのかな、と疑問を持つ。

カノジョの『週刊朝日』のコラムを毎週楽しみにしている。
このコラムで、場所後に「横審レポート」と題して、審議委員会での議事内容などを書かれているが。

すごく興味深くて、「よくぞお言いなさった!」と思わず膝を打つところもあるけれど。

哀しいかな。
内館先生。
所詮、あたしらは「オンナ」なんですよ。

おっぱい丸出しでふんどし締めても、土俵には死んでも上がれません。

「分」をわきまえた振りして謙虚な振りして・・・うまく「女性性」を生かしたアプローチ方法も考えなければ。
オンナたるもの、「男」を土俵際まで追い詰めてはいけません。
「嫁にもいけない、男のハダカ好きのヒステリックババア」で終ってしまいます。
(この言葉、そのまま私に当てはまるのです~)

 
     ・・・そして内館先生の後釜は、花子が狙うわ。
           (嘘ぴょ~ん)